Valþjófsstaður door(ヴォプナフィヨルズル ドア)というのはアイスランドの初期に作られたスターブ式教会の文様のドアで、別名ドラゴン様式です。下は4つのドラゴンがウロボロスとなりドアの文様に描かれており、教会を守っています。ヴォプナフィヨルズ…
ナッカーという英国のドラゴンは呼び方のせいもあってマイナーに甘んじている。水竜である。サセックスに居る。人間に成りすまして村に忍び込み本性をあららしては火を放つ竜だったそうだ。サセックス王が王女をナッカーに捧げる。しかし、これは罠で結婚し…
ワームと言うぐらいだから蛇型の竜である。ソックバーン村を襲った飛竜である。どうも元々はヴァイキング船の船首に取り付けられた竜で守護竜→悪竜という変遷をたどったようである。 ダラムという英国の地で司教が「これが龍殺しの剣、ソックバーンワームを…
Here be dragons これは、「ここにドラゴンが居る」と言う意味で中世ヨーロッパ人にとって未知の海域で海魔がいるという意味です。要は「ここは人類未踏の地で魔物が居るから近づくな」って意味なのです。だから大航海時代までは海図に竜が描かれていました…
ギリシャ神話に登場する。cychreidesでキュクレイデス。キュクレウスが退治したからこういう名が付いたそうな。サラミス島の守護神だったが勇者キュクレウスが退治した。どうも神託を授ける竜だったようだ。キュクレイデスはアテナイでも信仰されていたよう…
ルジュビとはアルバニア神話に登場する竜でアルバニア版ヒドラと言って問題ない。クルシェドラにも似るというが私は違うと思う。なぜならルジュビはリリスのような悪魔ともされ、つまり夢魔にも化けるからである。ルジュビは素晴らしい菜園に住むという。ル…
スペインの竜「マラク」について少し研究したい。 このマラクという竜は5世紀にリディーダ族のトーテムとして信仰されていたようだ。5世紀と言うからもうキリスト教信仰と融合していた。 イレルゲテス族にとって、インディビル神が最高神としてその最高神の…