ドラゴンの追求

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Here be dragons (ここにドラゴンが居る)と言う意味

Here be dragons

これは、「ここにドラゴンが居る」と言う意味で中世ヨーロッパ人にとって未知の海域で海魔がいるという意味です。要は「ここは人類未踏の地で魔物が居るから近づくな」って意味なのです。だから大航海時代までは海図に竜が描かれていました。

「Here be dragons」は何も悪い意味だけではなく冒険者にとってあこがれの地で「人類未踏の地を俺が制覇する」という冒険者(特に海賊)の憧れの地だったのです。そして竜とは高確率で荒れ狂う波や強大な天候特に台風・ハリケーン・サイクロンを意味していました。海賊と言っても国から状をもらって他国の船を荒らしまくてっもよいという免許状をもらった船で敵にとっては悪魔のような存在でも母国では英雄です。海の勇者たちは、特に海賊は竜のいる海を目指していたのです。

「ここにドラゴンが居る」というちょっと間が抜けた訳語では通らないのか日本では知名度が相当低いです。ですが英米では歌のタイトルにしばしばなるほどの語です。